yurian_world’s diary

過去の話とインドネシアの話がちらちら顔を出しています。

HSS型HSP気質

HSS型HSP気質ってご存知ですか?

 

私はつい数ヶ月前に知りました。

 

このブログを見てもらっているとわかると思うのですが、私はかなり人と違う思想らしいんです。

いまでこそ、良くも悪くも変で違うことを認めて開き直ってさえいます。

とても矛盾している性格で、本当にいつもあまのじゃくだなと思っています。

 

例えば、

一人で旅行することは好きだし、航空券はすぐに取るのに、前日になって急に臆病になるとか、

学生時代は片思いしていた人に今告らないと告るタイミングなくなるよやばい!と思い勢いで急いで呼び出したはいいものの、あがってしまってしょぼすぎる告白をすることになった(今思えば超自分勝手笑)とか、

 

そんなこと、それぞれ一回じゃないんです。

いや、学習しろよって思うんだけど、それが、本当に無理なんですよね。。。

 

他にも人と違いすぎると思うことも何度もあって、人並みに上手くできないこともあって、言ってしまえばかなり生きづらい。

人に合わせることは比較的得意なので、学生時代は新学期なんかは死ぬほど疲れて休日ぐったり寝込むものの、なんとかしのいでいた。

大学生になってからは、必然的に単独行動が増え、バイトをするようにもなり、自分で決めないといけないことが増え、社会不適合者なのかなと思うことが正直多くなった。

そこで何度もその状態に名前がついていないのかなと思っては診断されたいようなされたくないような気持ちでいたが、周りを見ていてもあまり似ている人はいない気がして、自分の弱い部分は見ないフリをしてきた。

 

 

しかしついに、この謎すぎる性格に性質という意味で名前が付いていることを知りました。

 

 

 

HSS型HSPというものです。

 

HSP(Highly Sensitive Person)とは、簡単に言うととても繊細な人のことで、

HSS(High Sensetion Seeking)は刺激を求める人のことだそうです。

 

HSS型HSPは刺激を求めるのに内向型と言われていて、名前からもとても矛盾している。

 

調べていくと20項目のチェックリストというものがあり、11個以上当てはまればHSS型HSPだと思って良いと書いてあったが、

やってみると18個も当てはまっていて、鳥肌がたった。

え、それ私のことじゃん?って。

 

それだけでは信憑性に欠けると思い、YouTubeを見たりしているうちに、自分と同じ煩わしさを抱えて生きてきていた人が意外と多いことを知った。

 

HSPは5人に1人の割合でいるそうだが、

HSS型HSPは人口の約6%しかいないようなので十分マイノリティな部類に入ると思う。

なにかとマイノリティだという人の話を聞くと、そういう人もいるんだな、とまでしか思わず、どこか人ごとにしてしまっていた部分もあり、自分がどちらなのかも考えたことがなかったため、必然的に自分はマジョリティ側なんだろうとばかり思っていた。

 

しかし、気質を知った瞬間、自分でもわからなくなる謎な思考回路と突然の行動欲、不器用さ、やや躁鬱気質なところなど不思議に思っていた部分全ての辻褄が合ったと思った。

自分の性質に名前がついていることを知って、正直とても喜んでいるし、収集がついた。

同じ気質を持つ人のストレス対処法を動画で見て知ることもできるし、向いていることやオススメのことを教えてくれていたりもする。

全て真似する訳ではなくて、対処する上で参考にしている程度だが、随分と前より生きやすくなった。

 

私の周りには、幸いなことに似たような気質を持つ友人がいる。

彼女たちからこの気質について教えてもらって、もしかしたらあなたもそうじゃない?と言ってもらったりもして、自覚することができた。

 

この気質はマイノリティなのにたまたま私の周りに多いのは、きっと似ている者同士惹かれ合うようにできているんだと思う。

 

 

わたし!この性質らしいんだ!と身近な人に話したとき、

「そんなの誰にでもあるよ。」とか「そんな病気じゃないよ。」と否定されたこともあるが、調べれば調べるほど自分はこの気質に違いないと確信をついているし、この名前を一つのアイデンティティとして持つことで自分を守ることができているし、これからもそういられると思う。

そして、これは気質であって病気ではない。

 

自分をこれだ、と認めることで救われることって結構ある。

 

本当にやりたいこと、本当に考えていることなど、自分の本当の気持ちを素直に認め、素直に従うことによって、より豊かに生きられるような気がしている。

 

 

 

人は人、自分は自分。

そうわかり切って、割り切った上で関われると過干渉せず相手を否定せず、違う部分も認め合える関係になれるんだと思っている。

有難いことに、そんな関係で仲良くできる友達が周りにいてくれて、色んな話ができるので居心地が良くて幸せに思っている。

もちろんそんな風な関係になることができない相手もいるけれど、その時は仕方ないなと開き直り、自分を守っていいよ、と最近特に自分に言い聞かせるようにしている。

 

 

 

 

やっぱり、今回も周りに感謝だなぁ

 

りあんわーるどでした。